エンタングル光子

 

エンタングル光子の実験装置

 

 空冷電子冷却した光電子増倍管の応用として、以下のような、エンタングル光子を生成して、
Bellの不等式のテスト実験を行える装置を示そう。

 この装置の特徴は、小型(1m以内の机の上にのる)で、安価(数10万円)で、大学生レベルの知識があれば作ることが可能であるというものである。安価ではあるが、エンタングル光子ペアは、1秒間に100ペア以上が発生できる。

方式は、最近の技術革新により安価に手に入るようになった、Laser Diode (405nm, 価格 数千円~)を使用して、非線形結晶(BBO)を使用して、エンタングル光子を作る。

 

 ここでは、Type I spontaneous parametric downconversion で光子をつくる。

 

 

 

 ここで、参考にしたのは、以下の論文であるが、フォトンカウント検出器は、APD(アバランシェホトダイオード)のかわりに、近赤外の空冷電子冷却した光電子増倍管を使用している。
405nmでエンタングル光子を発生させるので、発生した光子の波長は、810nmとなる。
この光電子増倍管での810nmでの感度は約、3%である。

 

論文 Am.J.Phys.70(9)p898 (2002) D.Dehlinger and M.W.Mitchell
     または、同じであるが、arXiv:quant-ph/0205172v1 (2002)

 

   Am.J.Phys.70(9)p903 (2002) D.Dehlinger and M.W.Mitchell
     または、同じであるが、arXiv:quant-ph/0205171v1 (2002)

 

ここで、arXivの論文は、https://arxiv.org/archive/quant-ph から自由にdownload可能である。