ビジョン

 

Research and Creation of New Quantum Frontiers

 

「やらまいか精神」の町―浜松

 

  浜松は、静岡県の西部、浜名湖に接する約80万人の政令指定都市です。浜松には、昔から、「やらまいか精神」という創業の精神があります。これは、江戸時代からの歴史に関係していると言われています。家康が壮年時代に、浜松城の城主となり、江戸時代は、浜松城は、出世城といわれ、浜松の城主になれば、江戸幕府の老中などになれるということで、20名にのぼる城主交代があり、この交代のたびに新しい人々が移住し、また、幕閣になり移動していきました。このような歴史から生まれた「やらまいか精神」の中から、たくさんの新しい産業がこの地に創業されました。私たちは、この精神を尊重し、新しい知識や技術の探求に貢献してまいります。

 

 

「量子産業」にむけて

 

  量子という概念が確立して1世紀がたちました。今では、あらゆる分野で量子(光子、電子、生体高分子、ナノ粒子)の応用分野が開花しております。思えば、19世紀の終わりに、高名なボルツマンが、「原子」は存在すると主張しましたが、学会の反対勢力に苦しめられ彼は自殺しました。その後、20世紀初頭の物理革命により、「量子」の存在は確立します。また、20世紀の中ごろ、ファインマンが「原子は見ることはできないだろう」と言いましたが、1980年代には、驚くことにトンネル顕微鏡で、原子1つが見えるようになりました。このように、今まで暗黙のうちに不可能だと思われていたことも、今後、全く新しい知識や技術の発明、発見により明らかにされていくことでしょう。

 

 私たちは、このような新しい知識や技術を少しでも開拓することに貢献したいと思っております。

 

波の干渉図

 波の干渉図